2014年05月29日

昨晩、宮古島から帰った友人夫婦と会食しました。

先日友人が夫婦水入らずで宮古島へ行ってきたそうです。

お土産に宮古島のマンゴーを大ブリで2玉ももらって、家族でいただきました。
きんきんに冷やした巨大マンゴーにスプーンが沈み、口へよそったあとの至福の味に蕩けました。
どうもありがとうございました。

さて、今日はそんな宮古島の湧き水についてです。

自分は大学生のころに1度、小浜島と宮古島へ行ったことがあります。

そのときは、ツアーだったので全ての観光を回ることができませんでしたが、断崖で有名なムイガーというところへ連れて行ってもらったことを鮮明に覚えています。

宮古島は平坦な島で、全体的に山も川もなく、もっとも高い地域で宮古島東岸の横竹山山地が114.6M。そしてその次に高い地域は島のほぼ中央にある野原岳が108Mで第2位。

つまり宮古島の島民の方々の使う水は、水道路が普及するまでは、天水と各所に散在する洞井頼みの暮らしでした。ちなみにウリガーと言う言葉は、このエリアにある洞穴泉のことをさします。

ウリガーは地の底へ石段をおりて汲みます。
昔からこの地に暮らす人々は、このウリガーを生活の中心に考え、村を作り恵みの水として称え生きてきました。

高さ約60Mの断崖絶壁で観光地としてもポピュラーなムイガーもそのひとつで、その下には大きな洞穴泉があることでも有名です。

古い書物によればウリガーは、全部が「川」と書いており、それ以外の呼び名を「井」として分けて考えていたようです。

ムイガーはウリガーではなく湧き水なのですが、干ばつでも枯れることのない豊富な水量がこの地を潤し、周囲からも人々が集まってきたと語り継がれています。


関連記事:綺麗な宮古島の海をシュノーケリング!


同じカテゴリー(湧き水巡り)の記事画像
柿田川公園『わき間』
同じカテゴリー(湧き水巡り)の記事
 東京の名湧水『等々力渓谷・等々力不動尊』 (2013-07-18 20:31)
 明治神宮『清正井』 (2013-07-16 20:16)
 柿田川公園『わき間』 (2013-06-25 14:06)
 亀戸香取神社『亀が井』 (2013-06-17 18:50)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。