2013年06月07日

湧き水とパワースポット、スピリチュアルな若者の文化

全国各地に点在する湧き水スポットの中には、パワースポットとしても多くの人々に親しまれている場所があるそうです。

最近では、パワースポットとか、パワーストーンを使ったブレスレットを付けるなど若者の間ではそういったスピリチュアルな文化が流行っていますね。

とにかくよく目に付いたり、メディアがそういったスポットを取り上げたりしています。

パワースポットと言う言葉はテレビの旅番組や旅行雑誌などで良く目にすることがありますが、詳しい意味などは知りませんでした。

そこでパワースポットについて調べてみるとにしました。


【パワースポットとは?】

地球に点在する特別な“場”のことで、別名「エネルギースポット、気場」とも言うそうです。

ある日本の神秘学者の話によると、「パワースポットには人を癒すとされる水があったり、人に語りかけるとされる岩があったり、あるいは磁力を発する断層があったりする大地の力(気)がみなぎる場所と考えればよい。」とのこと。

しかし、一方では「パワースポットにはパワーを求めて訪れる人々の邪念や欲が蔓延していて、かえって危険な“場”になってしまっている。」と指摘されている宮司さんがいるそうです。

この2つの正反対な意見をふまえて私なりに考えてみたのですが、パワースポットとは万人に特別な「何か」を与える場所なのではなく、自分自身にとって何か特別な「何か」を感じられる場所がその人のパワースポットと呼べるものなのではないかと思いました。

それからパワーストーンについてですが、パワーストーン=つまり天然石のことを指すかと思いますが、直訳するとなんらかの不思議な力を秘めた石ですよね。

現代の若者たちが、抱える就職難であったり、家族、恋人との悩みであったり、ファッション性であったり、その縋る気持ちの矛先がパワーストーンやスピリチュアルな世界に引き込まれていく気持ちも分からなくも無いものです。

実際に私自身もパワースポットとしても名のある湧き水スポットに何箇所か足を運んだことがありますが、水が美味しいと感じだ意外にも身体が軽くなった、癒された、などと特別な「何か」を感じられた場所と、何も感じられない場所とどちらもありました。

でも、私が特別な「何か」を感じた場所で何も感じなかった方は居るだろうし、その逆もまた然りです。

湧き水スポットが神社やお寺の境内にある場合は、湧き水が目的な方だけではなく、御参りをする目的の方もいるわけですから、その“場”に特別な「何か」があると思うことは、人にとってごく自然な成り行きなのではないかと思います。



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