2014年07月18日

中高齢層に嬉しい設備も充実、三島の宿

富士山の地下層に存在し上下を不透水層で羨まれた帯水層を満たしている地下水のことを被圧伏流水と呼びますが、そんな三島溶岩流の先端下から湧きでていることで知られる日本の名水「三島の湧き水」について少し解説します。

中高齢層に嬉しい設備も充実、三島の宿

この三島の湧き水は、水温は一年中約15℃ほど。約半世紀前まで湧水の総量は夏の増水期には日で40万トン以上、減水期の冬でも20万トン以上出ていたと言われています。

湧き出た水は、小浜ヶ池や菰池、白滝公園と言ったメインの源泉から発生し源兵衛川や桜川、蓮沼川と言った川になり市街地や中郷地区の田畑に恵みを与えてきました。

しかし近隣で道路開発は進み、地下水の汲み上げなども盛んになり始めると、私たち日本のインフラ整備の時代の流れと共に湧出る水量が激減していきました。

ただし現代もその富士山の恵みである水はこの地域の水源となり、6月ごろから秋口にかけてのピーク時は小浜ヶ池、菰池、白滝公園等に湧水が湧き溢れる景色を目の当りにすることができます。

このエリアは三島市富士山湧水の宿がたくさん点在していて、ご高齢の方むけにマッサージをはじめ将棋・囲碁と言った趣味嗜好設備やテニス、ゴルフと言ったスポーツまで充実した施設がたくさん充実していて行楽ファン必見の宿もたくさんあります。

意外と穴場だったりもしますので湧き水めぐりも兼ねまして未体験の方にはぜひ色々と調べて足を運んで欲しいと思います。


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