2013年06月17日

亀戸香取神社『亀が井』

先日、江東区の亀戸にある「香取神社」へ足を運びました。
JR亀戸駅から10分ほど歩いたところにある香取神社の境内に『亀が井』と呼ばれる井戸があります。


その昔、この地には臥龍梅庭内に「亀ケ井」と呼ばれる井戸があったそうです。
この1度無くなった井戸が、亀戸香取神社とその氏子(うじこ)さんたちのご尽力により、平成15年に亀戸香取神社境内に復活したのだそうです。


香取神社は古き時代から多くの武道家達の篤い崇敬を受け、武道修行の人々は香取大神を祖神と崇めていたのだとか。
この時代の武士にとって、亀ヶ井は戦の勝敗を左右する力があるとされていたようです。

そして、現代では【スポーツの必勝祈願・受験勉強の合格祈願・無病息災・病気平癒の病気との闘いに勝つ】などの願いを持った多くの人々が参拝に訪れているのだそうです。

亀が井の水は、土地を掘って汲み上げるいわゆる地下水で、都の規制があり残念ながら飲むことは出来ませんでした。
ですが、手にかけたりするのは自由とのことだったので、私も井戸の水で手を洗い清めることに。

その後、江東区有形民族文化財に指定されている「香取神社奉納刀七振」が納められている本殿へと足を運び、無病息災を祈願しました。


帰りに亀戸駅北口から歩いて2~3分の場所にある亀戸名物の亀戸餃子を「亀戸餃子本店」で食べました。
ちなみに本店のメニューは餃子とお酒のみで、周辺支店のメニューにはご飯系や麺類、炒め物などもあります。

この日は時間の都合で支店を選びましたが、個人的にはご飯と一緒に食べる方がより満足感を得られるので支店の方がおすすめです。

実は、今回亀戸に足を運んだ一番の目的は亀戸餃子だったんですよね(笑)
そこでついでに付近に湧き水スポットがないかネットで調べたら、香取神社に『亀が井』があったので足を運ぶことにました。

江東区には、門前仲町に富岡八幡宮と言う大きな神社もあるので、近々こちらの方面にも足を運んでみようかと思います。
  


Posted by ワクトン at 18:50Comments(0)湧き水巡り

2013年06月25日

柿田川公園『わき間』

2日程前から風邪を引いてしまいました。
先週の半ば頃から少し体調が優れなく、その傾向にはあったものの、コレと言った対処をしていなかったせいなのか本格的に風邪を引いてしまいました。
喉がとても痛いです・・・。

最近どんどん気温が上がってきて暑い日が続いていますが、梅雨時期でもあり、雨が降るととたんに気温が下がるので体調管理が難しく、僕の周りでも風邪を引いている人が結構多いです。

この時期の風邪は私を含めて皆、治りが遅い様なので、少しでも風邪の徴候を感じる方は、その後の体調管理に十分気をつけられた方が良いかと思います。


さて、今日は16日に静岡県静岡市の清水町伏見にある『柿田川公園』の湧き水スポットへ行ってきたので、その話を書きます。

柿田川公園には「わき間」と呼ばれる湧き水スポットがあり、ここでは1日に100万トンもの水が常に湧き出ているそうです。

下の写真は、柿田川公園の第二展望台から見られる「わき間」です。

わき間

わき間の湧き水は、富士山の雪解け水が長い年月を掛けてこの場所へと湧き出てくるとのことで、水の透明度と相まって非常に神秘的な印象を受けました。
湧き水は直接飲むことが禁止されていましたが、飲料水としてペットボトルで販売はされており、私は近くに設置されていた自動販売機で購入して飲みました。

口当たりはまるく、喉越しも非常に良かったです。
湧き水を飲む時は、その殆どが自然の水温のまま飲むことが多いのですが、この時は自動販売機の中でキンキンに冷えた状態だったので、
それにより普段とはまた一味違った美味さを感じることが出来たのではないかと思います。


そして、柿田川公園の「わき間」は私が今まで訪れた湧き水スポットの中でも1番と言ってよいほどスケールが大きい場所で、
その場には言葉では言い表せない何か強いパワーを感じました。
後になって知ったことなのですが、柿田川公園の「わき間」はパワースポットとしても非常に有名とのことでした。


この日は日曜日ということもあってか、展望台には多くの人だかりが出来ていて、軽く見渡しただけでも数百人もの人々が「わき間」を見に訪れていました。

特に印象に残ったのは、訪問者の殆どがカメラや携帯などで「わき間」を撮影していたことです。
非常に透明度が高く、コバルトブルー色をした美しい湧き水をひと目見たら写真に収めたくなる気持ちはとても理解できますね。
この見た目の美しさからも、パワースポットと呼ばれる所以なのではないでしょうか。

その場の空気感に癒され、風景に癒され、湧き水を飲んで癒される。
柿田川公園の「わき間」もまた多くの人々に愛されている湧き水スポットであることがわかりました。
  


Posted by ワクトン at 14:06Comments(0)湧き水巡り

2013年07月16日

明治神宮『清正井』

先日、私は明治神宮の御苑の中にある湧き水スポット『清正井(きよまさのいど)』へ行ってきました。

清正井は、都内ではとても珍しい湧き水の井戸であるらしく、推量は毎分60リットルと多く、その水はとても澄み切っていました。
また、運気向上などのパワースポットとしても有名な場所であるらしく、清正井を携帯などの写真に収めて待ちうけ画像にする人も多いのだとか。

井戸の歴史はとても古く、かつて安土桃山・江戸初期に朝鮮出兵での“虎退治”で有名な武将・加藤清正公によって掘り起こされたものだとされているそうです。

清正井が世間で一躍有名となったきっかけは、2009年にとある番組内で、某手相芸人により紹介されたことなんだそうです。
この芸人は、なんでも井戸を写真に撮って待ち受け画像にすると、願い事が叶うと紹介したらしく、
当時番組放送後には連日数時間待ち(写真を撮るのに)となる行列ができるほどの人気ぶりだったのだとか。
この日、私が訪れた時は、他に5~6人くらいしかいませんでした。

清正井の水は優秀で、今まで飲んだ人の中で人体に悪影響を及ぼす前例はないとのことですが、他の訪問者の中にこの水を飲んでる人がいなかったので、
私も水は飲まずに身を清めるために手を洗うだけにしました。
実際に注意書きの看板には、“都合により飲むことは禁止”と書かれていましたが、以前は持ち帰りも可能であったようです。
湧き水を持ち帰る用のペットボトルを持参していたのでちょっと残念。。。

今回、清正井へ訪れたことによって、今後、私にどのような幸運が待ち受けているのか分かりませんが、
未だに芸能人の間でもパワースポットとして根強い人気を誇るスポットなので、近い日に何か良い出来事が起こることを期待したいと思います。
  


Posted by ワクトン at 20:16Comments(0)湧き水巡り

2013年07月18日

東京の名湧水『等々力渓谷・等々力不動尊』

先日、世田谷区等々力にある湧き水スポット『等々力渓谷』へ行ってきました。

等々力渓谷の湧き水は、東京の名湧水57選の1つであり、区内で唯一の渓谷にして30箇所もの湧き水が点在している場所です。

全長1kmにも及ぶ等々力渓谷には緑地が多く、夏でも気温が30℃を下回りとても涼しいので、この時期は特に避暑地として足を運ばれる方が多いようです。

今回、私が等々力渓谷を訪れたのは初めてだったのですが、都会の真ん中とは思えないほどに自然豊で、しばし時間の経過を忘れてしまったと同時に多くの人々が訪れる神秘的な場所だということを肌で感じることができました。

等々力渓谷には『等々力不動尊』という名のお寺があり、その境内にも湧き水があります。
敷地内には崖に開いている2箇所の穴から水が流れ落ちる『不動の滝』という名で有名な滝があり、昔の人はこの様を見て「二匹の龍の口から水がでる」と表現されたそうです。

また敷地内には他に、約5百本にも及ぶ桜の木が植えてあり、モミジやケヤキも多く生い茂っているので、
春には花見、秋には紅葉と、1年を通して近隣・遠方問わず多くの人々がこの地を訪れるのだそうです。

この日、私は等々力不動尊の境内にある湧き水を飲んだのですが、「注意書きには飲用には適さない」と書かれていました。
ですが、同時に訪れていた周りの人の中で、ペットボトルに水を汲んでいる方がいたのと、飲用が禁止ではないことを理由に、少量を飲むことを決めました。
飲んだ感想ですが、口あたりが良くとても美味しい水でした。

等々力渓谷には5時間ほど滞在したのですが、数時間自然に触れただけなのに、だいぶ体が軽くなった感じがしました。
都会での日々の暮らしに疲れを感じている方は、東急大井町線「等々力駅」から徒歩数分の場所にあるこの都会のオアシスに、是非、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
  


Posted by ワクトン at 20:31Comments(0)湧き水巡り

2014年05月29日

昨晩、宮古島から帰った友人夫婦と会食しました。

先日友人が夫婦水入らずで宮古島へ行ってきたそうです。

お土産に宮古島のマンゴーを大ブリで2玉ももらって、家族でいただきました。
きんきんに冷やした巨大マンゴーにスプーンが沈み、口へよそったあとの至福の味に蕩けました。
どうもありがとうございました。

さて、今日はそんな宮古島の湧き水についてです。

自分は大学生のころに1度、小浜島と宮古島へ行ったことがあります。

そのときは、ツアーだったので全ての観光を回ることができませんでしたが、断崖で有名なムイガーというところへ連れて行ってもらったことを鮮明に覚えています。

宮古島は平坦な島で、全体的に山も川もなく、もっとも高い地域で宮古島東岸の横竹山山地が114.6M。そしてその次に高い地域は島のほぼ中央にある野原岳が108Mで第2位。

つまり宮古島の島民の方々の使う水は、水道路が普及するまでは、天水と各所に散在する洞井頼みの暮らしでした。ちなみにウリガーと言う言葉は、このエリアにある洞穴泉のことをさします。

ウリガーは地の底へ石段をおりて汲みます。
昔からこの地に暮らす人々は、このウリガーを生活の中心に考え、村を作り恵みの水として称え生きてきました。

高さ約60Mの断崖絶壁で観光地としてもポピュラーなムイガーもそのひとつで、その下には大きな洞穴泉があることでも有名です。

古い書物によればウリガーは、全部が「川」と書いており、それ以外の呼び名を「井」として分けて考えていたようです。

ムイガーはウリガーではなく湧き水なのですが、干ばつでも枯れることのない豊富な水量がこの地を潤し、周囲からも人々が集まってきたと語り継がれています。


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Posted by ワクトン at 15:23Comments(0)湧き水巡り