2013年06月19日

湧き水の誕生と安全性について

一言で「湧き水」と言っても、その種類は様々で水質も多種多様なものがあります。

そもそも、これらの湧き水は一体どのようにして誕生するものなのでしょうか?
今日は、湧き水誕生の経緯を調べてみたのでご紹介したいと思います。

先ず湧き水の素となる水は、雨水です。
雨水が土の表面にしみ込み、ゆっくり地下へと降りていきます。
しみ込んだ水は、暫く土壌を潤おし、そしてさらに地中深くへと降りていき、やがで地下の水脈と合流します。

雨水には空気中のほこりやちり、硫黄酸化物、窒素化合物などが含まれているらしく、これらの物質は土壌の中の隙間を通っていく内に「ろ過」されて取り除かれていくのだそうです。

又、溶存物質(鉱水、又は鉱泉に含まれているガス性以外の物質)は植物による吸収や土壌への吸収、土壌中の微生物による摂取により取り除かれるとのことです。

この様に、ろ過を繰り返しながら水は清浄になり、地下水脈へと到着。
地下水脈には地下水が最も長い時間とどまっている岩石帯があり、岩石から溶け出した様々なミネラルが地下水に加わっていくそうです。

こうして長い時間を掛けて生まれた地下水が地下水脈の貯水限度と超えた時、湧き水として誕生していくのだそうです。

今では、この様な自然のミネラルが豊富に含まれた水を「ミネラルウォーター」として販売されていて簡単に手に入れることができます。

そして「湧き水」と「ミネラルウォーター」にそれぞれ含まれる成分には大差がないものの、大きく違う点が1つあるとのことです。

その違いは“衛生面”と言うことで、自然の力でろ過されて清浄になった「湧き水」に対し、「ミネラルウォーター」は地下水を汲み上げ外気に触れることなく工場まで運び、
徹底した品質検査をクリアした水のみが市場に出回るのだそうです。

湧き水は、地域とその歴史から日本では古くから多くの人々に親しまれてきていますが、飲み水として使用する際には、各所に書かれている注意書き等を良く読み、
十分に安全なものであるか、又は安全な方法を確認した上で飲用することが重要であるとのことでした。


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Posted by ワクトン at 18:44│Comments(0)湧き水について
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